こんにちは。
ドリームハイブの山本です。
昨日の講座内容はいかがだったでしょうか?
メニューの構成だけ一つとっても、売上に貢献するための仕組みが作れることがわかっていただけたかと思います。
ところで、この大事な「お問い合わせ」の設置を記事毎に行うのが面倒だと悩んでいませんか?
そんなとき、メモ帳などにお問い合わせ用のテキストをコピペして使い回すなどをしがちですよね。
でも、このやり方だと、お問い合わせ先が変わるとすべての過去記事のリンク先を変えなければならないという問題があり、放置すると機会損失・失注に繋がってしまいます。
そこで今日は、その事例と回避策を説明します。
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<ウィジェットとは何か>
ビジネスサイトにおいて、お問い合わせを作ってメニューで分かりやすくお客さまに見せる目的は、すべてお客さまに購買に関わる行動を促すためでした。
その行動を促すために設置するのがCTA(Call To Action)でしたね。
このCTAをWebサイトに設置するにあたり、フォームを使う方法としてお問い合わせをメニューに載せる方法をこれまでお伝えしてきましたが、WordPressを利用するのであればもう一つ知っておいて欲しい機能があります。
それがウィジェットです。
WordPressにおけるウィジェットとは、特定の機能を実現する画面表示を伴うプログラムです。
例えばサイドバーに表示される、カレンダー、検索ボックス、最近の投稿、お問い合わせボタン、などです。
それぞれが独立したウィジェットであり、自由に配置を変更することができます。
そしてこのウィジェット、実はサイドバー以外にフッターだったり、特定のページの下部のみに表示させる、などもできるのです。
※テーマによって配置できる箇所は変わります
これができるメリットは、商品ページ毎に購入を促すCTAを設けることができるということであり、お客さまにとっては余計な画面遷移がなくなって購入しやすいと言うことですね。
<ウィジェットを使わなかったときの悲劇>
このように便利なウィジェットなのですが、その存在すら知らない方が多いせいか次の様な悲劇を良く見かけます。
◎CTAを毎回手書きしていた
「アクセスを増やすため、どんどん記事を書いたよ!」
→「CTAの内容が変わったらすべての記事が書き直しで、サイトの切替に2週間かかった」
無料ブログユーザーからの移行組にもっとも多く見られる悲劇がこの事例です。
そもそもCTAがメールアドレスへのリンクだったのですが、CTAをすべてのブログ記事に直接埋め込んでしまっていたのです。
この方は記事の中にあるCTA部分をご自身ですべて書き直したため、約2週間も単純作業を繰り返してやっとWebサイトの切替ができたのです。
ウィジェットを利用したCTAの設置であれば、記事毎に書き換える必要はまったくないので、1箇所ウィジェットの設定を変えるだけで済んだのに・・
後日別の相談を受けた際、そのことをお伝えしたら、本当に先に相談すれば良かったと残念がっていました。
もし弊社であれば、プログラムを利用して記事内のリンクを一括して置換することもできたのですが・・
とにかく、CTAを記事毎に手打ちしないこと。これに尽きます。
◎パーマリンクを変更した
「SEO対策と言うことでパーマリンク設定を変更したよ!」
→「これまでの記事すべてのCTAのリンク先がおかしくなった!」
この事例の方はSEO対策に対してよく勉強されていました。
その中でパーマリンクについて学んだ際、より良い設定をするためにパーマリンクの設定を変更したのです。
一見して、Webサイトとしてはきちんと機能していました。
しかし、各ページに配置したお問い合わせがすべてページが見つからないとエラーしてしまったのです。
これまでのこのメールを読まれてきた方ならお気づきでしょう。
パーマリンクを変更した結果、ページに埋め込んだURLにアクセスできなくなってしまったのです。
この事例も、CTAを記事毎に手打ちしなければ起きなかったはずなのです。
◎外注してテーマが変わった
「外注してサイトをきれいにリニューアルしたよ!」
→「テーマの機能の制限で記事内のリンク先が全部切れてしまった・・」
この事例は、ある程度までご自身で作られたWebサイトを、外注にお願いしてきれいに直してもらったことで起きた悲劇です。
できる限り安く仕上げるため、いわゆるクラウド ソーシングと呼ばれる個人がやっていることが多い外注の仕組みを使い、テーマもご自身で撰んだものを指定してお願いしました。
できあがったサイトのデザインは、素人には作れない画像などを使ったきれいなサイトになったのは確かですが、なんと、テーマの機能の制限でそれまで書いてきた記事内のリンクやサイドバーのリンクがすべて使えなくなってしまったのです。
弊社に相談に来られてお調べしたところ、問題はテーマにありました。
テーマの改造も考えたのですが、その手間やコストを考えた結果、ウィジェットをサイドバーに埋め込む方法が期間的にもコスト的にも良いだろうという結論でご納得いただきました。
リニューアル当初に考えていたデザインとは変わってしまいましたが、ウィジェットを使うことでリカバリーできた事例です。
相談に来られたときは外注さんを訴えるぐらいの勢いでしたが、問題はあったものの発注内容分については納品されていたので、争うメリットがない状況なので諦めました。
最初からウィジェットでできることを知ってから発注すべき事例でした。
<ウィジェットを活用し、多くのお客さまにCTAを届ける!>
どの事例も実際に弊社に助けを求められてきたリアルな内容です。
ビジネスサイトを構築してコンテンツを書き溜めることで得られるメリット。
それは、過去の記事がすべて履歴として残ることです。
Googleは過去の記事であっても、有用であればインデックスを張って検索結果の上位表示を行います。
むしろ、長くたくさんの人に有用だと認められた記事の方が良いと言えます。
こうした優良な記事のCTAが間違っていたとしたら・・
あなたにとっての機会損失であり、失注に繋がるとてももったいない結果を招いてしまいます。
今回言いたいことは、単純作業を繰り返さのは止めて、ウィジェットを使ってCTAを使い回し、効率的にお客さまにコンテンツを届けられる仕組みを作りましょう、ということです。
ウィジェットの使い方や設定について悩む時間はほとんどが無駄です。
さっさとプロに聞いてあなたのやるべき仕事に集中してもらいたい、
そんな気持ちで作ったサポートサービスが「ワードプレス安心サポート」です。
参考になれば。
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